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「の・ようなもの のようなもの」、落語家の悲喜こもごも!

2016-07-30 17:37:18 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

今は亡き森田芳光が、35年前、デビュー作として作った「の・ようなもの」の続編。

森田の助監を務めてきた杉山泰一の初監督作品。

主演の松山ケンイチ、相手役の北川景子を除いて、前作のメンバーが出演。

東京下町が舞台。

今は、引退してしまった「志ん魚」を高座に引っ張り出す役目を仰せつかった志ん田(松山ケンイチ)の「志ん魚」探しと高座への勧誘が主なテーマ。

墓場に現れるという口コミで墓場を張り込んでいると現れるが、下町で、落語家とは無縁な生活を送っていた。

そこで、志ん田は、そこに住み込み、何かと世話を焼く。

森田節は、あまり感じられないが、のほほんとした下町の雰囲気が、森田監督ゆかりの俳優たちが演じ、楽しませてくれる。

前回兄弟子を演じていた尾藤イサオが、師匠を演じ、そのひょうひょうとした味がたまらない。

北川景子は、意外と下町っこを素で演じてはまっている。

前回主役の伊藤克信が「志ん魚」を演じ、年の割には若く見える。

本題の、落語は、玄人ではないだけにいまいちだ。それも愛嬌か?


コメント
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