おすすめ度 ☆☆☆☆
スターウォーズは、1977年にジョージルーカス監督で作られてから、2015年に作られた「スターウォーズ/フォースの覚醒」のエピソード7まで、7作品が作られている。
今回の「ローグワン」は、そのサイドストーリとして作られている。
サイドストーリーといっても、その迫力は十分で、特にラストは、必見の作りになっている。
スターウォーズとあるように、宇宙世界を描いたSFであるが、主人公たちはあくまで並みの人間であることが身近に感じさせられる。
基本、帝国軍と反乱軍の戦いとなっており、構図は明快。
そして、SFだけにその構図は壮大。爆破シーンなどは、圧巻。
今回のミッションは、帝国軍の最終兵器「デススター」をめぐっての争い。
主人公となる女性は、その「デススター」の設計者の娘であること。すなわち、父娘の物語でもある。
一方、反乱軍は、帝国軍の圧倒的な力に押されるが、それをチームワークと決死の覚悟が実を結び、なんとか戦い抜く。
相手は、ロボットであったり、巨大なメカニックの殺人マシーンだったり。
一方で、ホロコーストなど、現代技術が生かされている。
なんといっても、描き抜かれた戦闘シーンの圧巻に、心踊らされる。