ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「クーパー家の晩餐会」、クリスマス、4世代の家族が大集合の晩餐会!

2016-12-23 20:31:02 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

クリスマスにちなんで ☆☆☆★

この映画が公開されたのは2月、DVDも10月か11月に公開。

今日は、クリスマスイブの前夜だが、クリスマスケーキを早くもらってしまったので、我が家も一家だんらんのクリスマスイブイブ。

この映画、4世代11人の大家族のクリスマスパーティー。

料理や音楽に凝っていて、雪景色の美しさと相まって、ムードを盛り上げてくれます。

登場人物が、それぞれ、悩みを抱えていて、それを秘密にしているものだから、ぼちぼちとばれていき、クスクスエピソードが満載だ。

ちょっと話があちこちする煩雑さはあるものの、ご都合よく、まとめてくれるので後味は悪くない。

人それぞれ悩みをかかえているもの、それをいかにクリアするかが、人生の分かれ目だが、本作はまこと都合よく大団円。

舞台回しの犬が大活躍。

ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン。マリサ・トメイ、オリビア・ワイルド、アラン・アーキン、アマンダ・セイフライドら、演技派勢ぞろいで魅せてくれる。

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「園子温という生きもの」、映画監督園子温のドキュメンタリー

2016-12-23 13:34:45 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

園子温好き ☆☆☆☆

園子温のワンマン映画だから、興味のない人には意味がない。

だが、その生い立ちから、最近作「ひそひそ星」の舞台裏まで、総集編的。

もともと、テレビ番組「情熱大陸」で園子温を撮った大島新(大島渚の次男)が、テレビでは描けなかった園を撮りたいと長期ロケで170時間を超えた作品になったが、そこから編集で97分に絞り込んでいる。

少年時代、映画にあこがれて、かいた日記は天才の片りんを見せるし、実家では、不思議な住人(妹)と、貯めていた本の整理をするところなど、人となりが読める。

また、震災にあった福島への思い入れの深さが、その後の作品「ひそひそぼし」に表れている。

「ひそひそぼし」より先に見るべきかは、わかれるところだが、両者のコラボなので、両方見るのが正解。

酔っぱらって絵を描くところとか、妻をモデルにして絵を描くところとか、コンテを描くところとか、なかなか絵心ある一面を見せる。

ただ、少なくとも、セックスとバイオレンスの園は、ほぼ封印されている。

パフォーマンスで、警察にしょっ引かれるシーンは、よくとれたなと思う。

その他、染谷や二階堂をはじめとするインタビューも含まれていて、回顧録物の常道だ。

「新宿スワンⅡ」が、待ち望まれる。

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