ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「おとぎ話みたい」、山戸祐希監督の青春映画!

2016-12-12 19:50:25 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

青春映画好き ☆☆☆★

今公開の「溺れたナイフ」で、認知度が高まった山戸祐希監督作品。

気鋭の監督とアーティストがコラボレーションした作品を集め、観客や審査員によって賞を授与する「MOOSIC LAB 2013」に向けて製作・上映され、グランプリ、最優秀女優賞、ベストミュージシャン賞を受賞した青春劇。

51分の短尺で、少女の成長物語。

歌にあこがれ、音楽バンド「おとぎ話」を結成。

ふんだんに語り掛ける一種哲学的な詩に若さが感じられる。

バレエシーンも。

一方、高校教師にあこがれを持ち。一種恋愛映画。

若い女性監督だけに、青春のぶっつけが効いている。

「おとぎ話」が音楽を担当。

主演は、水谷豊と伊藤蘭の娘・趣里。

青春真っ盛りな感じ。


 

 

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「ひそひそ星」、園子温のSFファンタジー!

2016-12-12 10:02:11 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

詩的映画好き ☆☆☆★

園子温が自らのプロダクション初めての作品。

もともと温めていたテーマと福島の惨劇が結びついてできた作品。

未来、人間は少なくなり、小さな星に散在している。その星に住む人に宅配便を届ける、ロボット。これを園の伴侶の神楽坂恵が演じる、彼女のワンマン映画のようだ。

届け先の風景は、殺伐としている。ただ、映像としてはきれい。

原発事故後の福島が撮影現場。期せずして、荒涼たる未来を演出できる。

一方、宇宙船は、屋形船風、中はコンピューターだが、どこか昭和風。レトロなのだ。

 

非常に個性の強い作品なので、難しいと感じる人も多い。特にたんたんと意味ないシーンが続くので、眠くなる。寝落ちする人が結構いる。ただ、DVDの場合、眠くなれば少憩して、眠気さましすればOK.

弱小プロダクション故、費用はかけられない。

ただ、宇宙船内のセットは、かなり本格的で金がかかっている。

暴力などのバイオレンスとセックス描写が多かった園、SFに転向したかの矢先が本作品。

多才を証明する作品だが、

次回は、ロマンポルノ。

 

 

 

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