おすすめ度 ☆☆☆
パレスチナ問題に興味ある方 ☆☆☆★
パレスチナ映画
第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。
青年オマール、パレスチナに築かれた壁を乗り越えて、恋人に会いに行く。
しかし、ここはパレスチナ。オマールは、仲間とともに、イスラエル兵を攻撃、殺してしまう。
秘密警察に捉えられ、だれが殺したのか、拷問にかけられる。
仲間を裏切ることを条件に釈放される。
そして、友人が密告したのと、恋人が友人の子供を身ごもったと知り、お金まで与えて、身を引く。
しかし、そこから二転三転。
何が真実で、何が嘘なのか。
サスペンスフルな展開だ。
根底には、オマールの恋人への強い恋心がある。
これは恋愛映画であるのだ。
ただ、パレスチナ問題がこの映画の特徴でもあり、内容が深い。