おすすめ度 ☆☆☆
原作は、新川直司の人気漫画。「月刊少年マガジン」連載、講談社漫画賞受賞。テレビでアニメ化。
母の死のトラウマでピアノが弾けなくなった、天才ピアニスト有馬公正。
友達が心配して、ヴァイオリニスト宮園かをりを紹介。
かをりのコンクールの伴奏を務める。
公正は、天真爛漫なかをりのおかげで、徐々に母との思い出から、立ち上がっていく。
そして、見事に復帰するまでの成功物語だが
一方で、題名にある謎が解き明かされ、悲劇がもたらされる。
コンクールシーンや練習風景など、結構演奏シーンが多い。
音楽に興味がないと、ちょっと。
しかしこの映画の一番の肝は、広瀬すずだ。
見事に、落ち込み男を再生させる。
おかげで、ラストは感動ものだ。
桜の季節にふさわしいラブロマンスだ。