おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
母子再会の感動映画好き ☆☆☆☆☆
最初敬遠していたが、評価の良さに改めて、鑑賞。
私の個人的嗜好で、ラストは涙いっぱいでした。
まず、インド。5年ほど前、友人の娘の結婚式出席のため、インド旅行と結婚式という得難い経験をしたおかげで、この映画が身近に感じられたこと。
たまたま、昨日紹介した「ピザ」という映画といい、インド人子役の演技のうまさに感服。
まだまだ貧しい田舎と、人であふれかえる都会。
ベンガル語と、ヒンディ語の、言葉ギャップ。
私自身英語に自信はなく、英語圏で過ごした言葉の不自由。
もう一つは、幼いころ、家族と離れて生活した経験。養母がよくしてくれても、そこは他人。
そして、幼いころ、流行した母物映画。
この映画は、実話であり、ラストには、実の母親と養育してくれた母親と歓談する姿が映し出されるが。
アカデミー賞は逃したが、日本人的には、こちらの方がしっくりくる。
ただ、養父母の大変さを見せるために自傷症の兄弟を描いたシーンは、つらい映像だ。
グーグルアースを使って、探し出すというのは、実話とはいえ現代風だ。
タイトルの意味が最後に明かされるのは、やられた感がある。