おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
PG12 性教育があります。
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞他、各賞受賞
現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森で、独自の教育方針に基づいて6人の子どもを育てる父親ベン・キャッシュ。
母親が自殺したので、葬儀のため、2400キロ離れたニューメキシコへ旅立つ。
世俗慣れしていない家族の珍道中は、コメディであり、シリアスでもある。
あまりにも、原初的な父親は、母方の親戚や、街の人々ともいさかう。
でも、長男の大学合格や、次男の反発もあって、父親も反省することに。
際立った考えの持ち主である父親をビゴ・モーテンセンが好演。
現代の物質優先社会を皮肉ります。
子供たちのアンサンブルも愉快で勇ましい。