おすすめ度 ☆☆☆★
介護問題を考える人 ☆☆☆☆
原作は、中澤日菜子の同名小説。脚本は黒沢久子。
バイト先で知り合った、20歳年上の彼氏との同居生活。
突然、父親が転がり込んでくる。
いままで、兄と同居していたが、子供の受験でしばらく預かってほしいと。
昔気質の父親に辟易するも、伊藤さんとは庭いじりや大工仕事で、仲良くしていく。
2人にはさまれ、狭い家では窮屈。
そんな中突然父親が家出。
伊藤さんのつてで、父親の実家にいることがわかり、兄も一緒にその家へ。
父は、伊藤さんと一緒に住もうと提案、断られる。
そこで、雷が落ち、家が焼けてしまう。
淡々と、ほぼ原作通りの展開。
親子の介護問題を、テーマにした映画。
世代間の違いが浮き彫りに。
タナダユキの温かい目が、映画を和ませる。
上野樹里、父親の藤竜也、伊藤さんのリリーフランキー。役者揃い。