おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
R15+ バイオレンス映画ですから
ま、このような暗い映画が日本で作られることに敬意を表すべきか。疑問に思う。
入江監督が埼玉出身ということで、埼玉の田舎が舞台。
まず冒頭、3人の少年が川を渡っている。
その後、父親につかまり、徹底的なしごき。
それから30年後。
次男は、市会議員。三男は、暴力団の下請けでデリヘルの仕事。
アウトレットモール新設で、土地買収の動きがあり、三人兄弟の父の持ち土地がその中に。
長男一郎が、父のせっかん後、行方不明になり、次男と三男が所有者になるはずだった。
が、父が死んで突然一郎が帰郷。権利書を持っていた。
一郎は、麻薬中毒、暴力団に借金で追われる身。
ビジランテは、自警団の意味だが、次男は、自警団の団長に。
村では、中国人労働者の騒ぎがあり、火災騒ぎに。
まあ、次から次へと事件が起こり。
大団円は、一郎宅での、暴力団の抗争。
デリヘルを初め、社会の底辺が描かれ、暴力三昧。
政治的な、風刺も込められているが、所詮暴力沙汰。
こういう暴力映画は、役者の演技の見せ所で、結構見せてはくれるのだが。
性的シーンも多く、まさにエログロ映画。
ヴァイオレンスの力は垣間見れるが。