おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
地球温暖化が、懸念される今日、未来は、気象衛星でコントロールされ、平穏な日々が送れる社会が来たらいいなと思う。それを実現した本作だが、あらぬ横やりで逆に大パニックに。
それは、この気象衛星が狂いだし、地球のあちこちで気象異常が怒る。
まあ、今までいろんなディザスター映画が作られているが、本作もその一つ。
かなり強引なつくりと、アメリカ大統領批判ともとれる映画なので、アメリカでは不評だったようだ。
アフガニスタンでは、村全体が瞬時に凍り付いてしまうとか、香港では、熱のため火災が発生、軍隊の出動。
東京も、大きなひょうが降って大パニック。
まあ、パニック映画の総集編みたいな映画。(ただ、深く掘り下げられないので、怖さは半減)
話は、むしろ気象衛星のコントロールにあり、システム開発者のジェイクが、単身気象衛星に乗り込み、いろいろ、修理を試みる。
結局、衛星を管理している部門が反乱したことによるのだが、その修復のため危機一髪の場面の頻発。
ストーリーとしては、愛情物語でもあり、まあ、気軽に鑑賞するには面白い映画だ。
ジェイクをジェラルド・バトラーが演じている。