おすすめ度 ☆☆★
ダンス映画好き ☆☆☆★
フランス・ベルギー合作 PG12
19世紀末のヨーロッパで一世を風靡したロイ・フラーの半生記。
田舎町からブルックリンへ、さらにパリへ、活躍の場を移し、才能を開花させていく。
フランスの劇場(フォリー・ベルジェール?)で活躍の場を得、喝采を浴びていく。
パリオペラ座で踊ることがあこがれだったが、公演のさなか、身体に異変が。
演出家でもある彼女が、自らに肉体を苛め抜き、踊るさまが圧巻。
若く美しく才能に恵まれたイサドラ・ダンカン(リリー=ローズ・デップ)を共演者に抜擢するが、次第に彼女への嫉妬と愛に苦しむようになる。
サポートしてくれるマネージャーとの恋、イサドラとのレズビアンなど官能面でも。
ちょっと話が複雑、語り切れていないのが残念。
色や角度を設計した光の照明の中で、シルクの衣装が様々な形を織りなす、独特の演出がダンスを盛り上げている。
ロイをソーコが、イサドラをリリー=ローズ・デップが演じている。