ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「彼らが本気で編むときは、」、日本では珍しい性差別を正面から取り上げた作品。

2018-01-08 14:03:07 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

生田斗真の女性像が、いささか引っかかって、見るのを先送りしていた作品。

荻上直子監督が、ニューヨーク滞在で、ヒントを得て書き上げたオリジナル。

なかなか芯の据わった映画で、あまりだれることはない。

次から次へと性差別のサンプルが描かれる。

普段、性差別問題とかかわりの少ない小生にとっては、ちょっと荷が重い。

ただ、この映画は、11歳の女の子を主人公としていて、その母親のだらしなさが、対照的で、その周りの反応がいちいち厳しい。

一時期、のんけの友人がゲイバーに通っていて、たまに連れて行ってもらったが、みんないい人たちで、やはり社会r的マイノリティの人たちは、苦労し、おかげで、優しいのだと思う。

オーディションで決められた少女が好演で、なかなか泣かせる場面がある。

少女を預かってくれたおじ夫婦(妻がジェンダー)を中心にいくつもの家族の性障害問題があぶりだされる。

それぞれ芸達者が固めているので、安心してみていられる。

ベルリン映画祭で賞を獲ったのは特筆すべきだ。

コメント
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