ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ソウル・ステーション パンデミック」、ゾンビが活躍する韓国劇画!

2018-01-25 19:12:10 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

ゾンビ映画好き ☆☆☆☆

日本でも話題になった、韓国のゾンビ映画「新感線」。

その同じ監督が、「新感線 ファイナルエキスプレス」の前に撮った、ゾンビ劇画映画。

監督はもともと劇画映画作家。これがむしろ本職。

作風が、日本の劇画と異なるので、ちょっと違和感を持つかも。

全体的に暗い。表情もどこか吹っ切れない。

そもそもこの映画は、駅にたむろするその日暮らしの浮浪者から、ゾンビが始まる。

で、中心となるのが、都会に出てきて、男につかまり、売春をする娘。

その相手は、ひもというか娘の収入をあてにしている。

でもそこは、男女の仲、別々に行動すると、心配になる。

そこへ、娘の父なる男が現れて、父娘物語に。

主としてソウル駅周辺でうろうろ。

ゾンビに追いかけられて必死の逃走劇。

なかなか展開が読めないので、興味津々。

警察の無能さと権力行使に反抗を覚えるが、それがこの映画のみそ。

要は、貧富差の激しい韓国の現状を描いている。

ラストはもうひとひねりあって、うならせる。

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「チェイサー」、母親は強い、ハル・ベリー渾身の追跡劇!

2018-01-25 11:00:35 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

冒頭、出産から6歳までの少年の成長記録が、フラッシュバックされる。

可愛がる母親は、シングルマザー。レストラン勤務。

夫は、別人と結婚、現在息子をめぐって調停中。

公園で、遊ばせているときに、弁護士から電話、ちょっと席を外したすきに、息子は誘拐に遭う。

すぐさま追いかけるが、相手はプロ?

そこから延々カーチェイスが始まる。

ワンテーマの、キッドナッピング。

ハル・ベリー主演。

製作も務めて、まさに彼女のワンウーマン映画。

それにしても、女は強い。

その執拗さ。

手を変え品を変え、困難が襲い掛かる。道路を一人追いかける、ベリーの肉体の強さ。

まあ、苦痛の表情がほとんどなので、いささか息苦しい。

ラストはちょっと拍子抜けだが。

それにしても、アメリカでは子供誘拐事件が多いらしい。

警察も、いささかぬるい対応。

ハルベリー好きには、たまらないだろうが。

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