おすすめ度 ☆☆☆ (’劇場鑑賞)
中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務め、「幻の利休の茶器」をめぐって繰り広げられる騙し合いを軽妙に描いたコメディドラマ。
冒頭は、騙し騙されの骨とう品商売。
お宝探偵団で、みかける真贋の話だが、二人のベテラン俳優が、演技合戦でこの騙し騙されを演じている。
後半は、幻の千利休の陶器が発見されたとのことで大金が動く。
その大金をめぐって、これまた芸達者のわき役たちが演技合戦。
「百円の恋」のチームが、オリジナル脚本、演出を担当。原作物にない、オリジナリティが感じられる。
ただ後半、利休の茶器の贋作作りが丁寧に描かれるが、オークションは、端折りすぎ。
結局、家族が絡んで、お宝はどこへやら。
まあ、正月の笑いはこの程度か?