ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「エルネスト」、チェゲバラとともに戦った日系人フレディ!

2018-05-03 17:32:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

この映画実は、劇場で鑑賞したのですが、劇場側の不手際で、正常に上映されなかったため、途中で上映打ち切りといった不幸な鑑賞体験でした。

全く、最近の映画鑑賞では、稀有なことです。劇場側の対応は、映画鑑賞料金は返金され、さらに映画観賞券もいただいたので、もうかった気分でした。

映画は、前半、チェが広島原爆跡地を訪れたときのシーンで、そこだけ見ていたので、どういう映画かいなと、いぶかしんだものです。

日本人は、原爆を投下したアメリカにもっと怒ってもいいのではという、メッセージがありました。

オダギリの登場シーンわずかで、退場しました。

で、今回DVDで、すべてを見ました。

昨年は、チェが処刑されて50周年とのことで、キューバとの合作となっています。

監督他、製作陣は日本人だが、俳優は、オダギリ一人日本人、他は現地人。撮影も現地で(広島のシーンは別)。

オダギリも、スペイン語を猛特訓、方言もあったとか。一応、それらしくは聞こえた。アラフォーで20代はきついと思うが、それほど目立たなかった。減量したらいい。

エルネストは、フレディ前村ウルタードにチェが、戦士名として送った名前。

エルネストの姉、マリー前村ウルタードが、エルネストの資料を集め、伝記として書いたものが、坂本監督の目に留まり作品化された。

フレディは、ボリビア生まれの日系三世。

医学者を目指し、留学生としてペルーで学んでいた。

が、ボリビアで政権が交代、アメリカべったりの政権となり、

貧しい人たちの政権を目指そうとチェが革命軍を組織し、それに共鳴してエルネストも参加。

まあ、この辺の南米の国情はちょっと複雑だ。

ただ、日本より、ボリビアやペルーで、この映画は親しまれるだろう。

地球の裏側で活躍した日系人の活躍は、なかなか知れないことなので、興味のある方はぜひ見てください。

坂本監督流の真面目な映画です。

 


 

コメント
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