ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リアル・フィクション」、キムギドクの実験的映画!

2020-05-06 19:25:01 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

実験的映画好き ☆☆☆

2000年製作

撮影は1日で終了。しかも3時間20分で取り上げたというもの。12名の監督を配して各シークエンスの撮影を行い総監督としてギドクが手腕を揮ったギドクらしからぬ企画物作品。

内気な肖像画家の青年(チュ・ジンモ)がカメラをもった少女(キム・ジナ)に導かれて小劇場のようなところに行くと、感情的な男が座っており、その男が自分のこととして話す恨みのエピソードがすべて青年自身のことだとわかり、その劇場をでてこれまでの復讐をして歩く、、、という話。最後にすべての復讐譚が白昼夢のようなものだったというオチつき。

 

 

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「メランコリック」、銭湯が殺人現場!

2020-05-06 11:03:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

新人監督応援 ☆☆☆☆

和彦役の皆川暢二、松本役の磯崎義知、田中監督による映画製作ユニット「One Goose」の映画製作第1弾作品。

製作費300万円、5週連続で合計10日間。金土は基本徹夜。「時間がぜんぜんなくて、その中で最後まで撮影を終えなきゃいけない。ここは正直、かなり大変でした。」とは監督の弁。

第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門では監督賞、ヨーロッパ最大のアジア映画祭・第21回ウディネファーイースト映画祭で新人監督作品賞が贈られた。

銭湯が殺人現場、ロケ探しの結果、受けてくれたのが銭湯、急遽銭湯が舞台に。

殆どが見知らぬ配役陣。

こういう素人作品ながら、終りまできっちり見せてくれるのは監督の力か。

名門大学を卒業後、アルバイトを転々とし、うだつの上がらない生活を送っていた和彦。高校の同級生百合との出会いから、銭湯に就職。

そこは、終業後殺人現場に変身。

殺人というきわどい題材を描きながら、底に流れるのは、コメディ。

ラストは、ある意味、成功物語。

 

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