おすすめ度 ☆☆
実験的映画好き ☆☆☆
2000年製作
撮影は1日で終了。しかも3時間20分で取り上げたというもの。12名の監督を配して各シークエンスの撮影を行い総監督としてギドクが手腕を揮ったギドクらしからぬ企画物作品。
内気な肖像画家の青年(チュ・ジンモ)がカメラをもった少女(キム・ジナ)に導かれて小劇場のようなところに行くと、感情的な男が座っており、その男が自分のこととして話す恨みのエピソードがすべて青年自身のことだとわかり、その劇場をでてこれまでの復讐をして歩く、、、という話。最後にすべての復讐譚が白昼夢のようなものだったというオチつき。