おすすめ度 ☆☆☆
映画化が無理とされた横山秀夫のミステリーの映画化。
事件に派手さがないだけに地味な映画。
おまけに。影踏みという厄介なテーマ。双子の片割れという意味。
その辺を理解してないと、ちょっと意味不明。
さらに、登場人物が多く、時系列も乱れて、混乱。
主演の山崎まさよしは、映画ずれしていないので、新鮮だが、無表情、あまりしゃべらない。
住人が寝静まった深夜の民家に侵入して盗みを働く、通称「ノビ師」と呼ばれる泥棒の真壁修一(山崎)は、忍び込みの技術の巧みさから、警察から「ノビカベ」とあだ名されるほどの凄腕ノビ師だった。
ミステリーでありながら、少年時代の恋愛を引きずっている。一種の恋愛映画。
ただ、文具屋の双子のストーカーは意味不明。