ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「イエスタデイ」、もしも世界にビートルズがいなかったら?

2020-05-23 18:14:55 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

ビートルズ好き ☆☆☆☆★

もう、てっきりビートルズの映画と勘違いしていた。

「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督と「ラブ・アクチュアリー」の脚本家リチャード・カーティスがタッグを組み、「ザ・ビートルズ」の名曲の数々に乗せて描くコメディドラマ。

この映画は、ビートルズのいない世界を描いた、フェイント映画だ。

インド系のビートルズ好き青年ジャック。幼馴染の親友エリーと音楽で有名になることを夢見て、シンガーソングライターとして活躍していた。

突然世界的な停電が起き、ジャックは交通事故にあってしまう。

ジャックが目覚めた世界は、なぜかビートルズのいない世界だった。

ほかに、コークとか、ハリーポッターもない世界。

ビートルズの曲を覚えていた青年は、自ら作曲したことにして、次々発表。

おかげで一躍スターダムに。

だが、ビートルズを知っている人が現れ、隠居しているジョンレノン(ロバート・カーライル扮するそっくりさん)に会いに行き、さとされ、だましていたことを告白。

地元に帰り、恋人と元のさやに戻り、ハッピーエンド。

そこここに張り巡らせたエピソードの数々、そしてなんといっても、全編に流れるビートルズの音楽は、ビートルズファンでなくとも、胸を打つ。

軽妙な脚本と演出に拍手。

 

 

 

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