おすすめ度 ☆☆☆☆
コロナウイルスの影響で、在宅を余儀なくされ、Netflixに釘付け。
「愛の不時着」全16話、各回2時間近く。
一日、一話としても、16日。
終日、韓国ドラマにはまりまくり。
何しろ、韓国と北朝鮮が舞台。
物語は、まさにロミオとジュリエット。
逢えるはずのない、南のエリートお嬢様。一流会社の代表だ。
一方は、北朝鮮の軍の最高幹部の子息。
それが、若かりし頃、スイスで出会ったっていた不思議な縁。
ユン・セリ(演じるのはソン・イェジン)が、パラグライダーの事故により、なんと北朝鮮に不時着してしまう、というところから物語が始まる。
前線基地にいた北朝鮮の軍人、リ・ジョンヒョク(演じるのはヒョンビン)が、ユンセリをかくまうところから話は始まる。
なにせ、北朝鮮の田舎町。
そこでの生活は、竜宮城の浦島太郎みたいなもの。
韓国製だけに、北の生活は、脱北者などがいて、多分その文化のかけ離れが、うまく表現されている。
そんな中、ジョンヒョクの兄の事故に裏があることを突き詰めるジョンヒョク。
それは北朝鮮の軍隊内での葛藤となり、アクションシーンへと発展する。
一方、韓国では、ユンセリの行方不明から、彼女の兄弟たちが暗躍。お家騒動に。
韓国は企業、北朝鮮は軍と、社会的葛藤もうまく取り入れられており、アクションシーンも迫力がある。
一回で語りつくすのは無理があり、あとは後日。
次から次へとひねり出す物語。強引なところがあるが、一応筋が通っているので、引き込まれてしまう。
ましてや、ロマンスが主役。見ずにはおれない作品だ。