おすすめ度 ☆☆☆★
国際化のため激変する90年代の韓国を舞台に、大企業に勤める3人の高卒女性社員たちが、会社の不正に立ち向かっていく姿を痛快に描いたコメディドラマ。
金泳三大統領によって“グローバル元年"と位置付けられた1995年の韓国。会社ではTOEICクラスが開設され、英会話学校は人々で溢れかえっていた。
変化する時代の中で挫折を繰り返しながらも、決して諦めることなく自分たちを信じて地道に前進していく彼女たち。その姿は爽快でカッコよく、応援せずにはいられない!
韓国では、男尊女卑は当然のこと、それを覆す女性の活躍は痛快。
韓国で起きた工場排水汚染問題の実話に基づくストーリーで、登場するのが大企業の「サムジン電子」と聞き、サムスン電子のことかと早合点しがちだが、正しくは斗山グループという日本ではあまり馴染のない複合企業体を構成する「斗山電子」が1991年に起こした事件に着想を得たという。
コミカル要素を交えながら、ハラハラドキドキ。
韓国ドラマは面白い。