おすすめ度 ☆☆☆
変わった映画好き ☆☆☆☆
R15+/アメリカ・ブラジル合作
今どき珍しい35ミリ白黒フィルム、スタンダードサイズのフォーマット。
舞台となるのは、19世紀末ニューイングランド沖の孤島に屹立する灯台。そこにやってくる年老いた灯台守と若い助手に扮するのはウィレム・デフォー、ロバート・パティンソン。
相性悪く、初日から衝突。これから4週間も…。
ベテランのウェイクは威圧的な性格で、スーパーパワハラ。雑用は全て押し付け、「わしのもんだ」と灯台最上部の灯室には一歩も入れさせない。
新人のウィンスローは寡黙な性格。が、時折反抗的。沸き上がる不満や怒りを抑えつつ、真面目に黙々と雑用をこなしていたが…。
四週間過ぎて、嵐のため、交代の船が来ない。。
若い助手の反乱。
「鳥」や、あるいは「めまい」のようならせん階段とヒッチコック的なキーワードと共に、海にまつわる神話が垣間見える。
灯台は男性器。人魚の人形がきれいな女性に。
単純な映画に見せて、奥深い。