ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ライトハウス」、二人の灯台守!

2022-02-21 19:16:24 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

変わった映画好き ☆☆☆☆

R15+/アメリカ・ブラジル合作

今どき珍しい35ミリ白黒フィルム、スタンダードサイズのフォーマット。

舞台となるのは、19世紀末ニューイングランド沖の孤島に屹立する灯台。そこにやってくる年老いた灯台守と若い助手に扮するのはウィレム・デフォーロバート・パティンソン

相性悪く、初日から衝突。これから4週間も…。
ベテランのウェイクは威圧的な性格で、スーパーパワハラ。雑用は全て押し付け、「わしのもんだ」と灯台最上部の灯室には一歩も入れさせない。
新人のウィンスローは寡黙な性格。が、時折反抗的。沸き上がる不満や怒りを抑えつつ、真面目に黙々と雑用をこなしていたが…。

四週間過ぎて、嵐のため、交代の船が来ない。。

若い助手の反乱。

「鳥」や、あるいは「めまい」のようならせん階段とヒッチコック的なキーワードと共に、海にまつわる神話が垣間見える。

灯台は男性器。人魚の人形がきれいな女性に。

単純な映画に見せて、奥深い。

 

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「荒野のストレンジャー」、クリント・イーストウッド作品!

2022-02-21 15:38:17 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHKBSプレミアム 鑑賞 1972年製作

かなりひねりのきいた西部劇。

マカロニウェスタン俳優のクリントイーストウッド監督作品。

鉱山によって成り立っている小さな町(ラーゴ)に、ある日正体不明の流れ者(ストレンジャー)がふらりと立ち寄る。彼は、からんできた3人のならず者をまたたく間に撃ち殺してしまうが、臆病な町の住人たちは、流れ者を咎めもせず、ただただ困惑してしまう。実は殺された3人は、1年前に町で捕まえて刑務所に送っていた3人の無法者の復讐に備えて、住人たちが雇っていたのだった。

時間も当てもない町にとって残された手段は、この流れ者を雇って3人の無法者に備えることしかない。彼は当初は渋っていたが、「何でも言う事をきく」との申し出に、この何やらいわくありげな町の護衛を引き受けることにする。

一安心した住人たちだったが、彼の出し始めた命令は、住人たちの当惑するとんでもないものばかりであった…。

彼が、制裁を加えたのは、ならず者だけでなく、臆病者の町の人々だった。

 

彼は、鞭うたれる夢を見る。それは、保安官が鞭うたれ殺される映像とダブル。

彼は、保安官の亡霊だったのだ。

最後は、保安官の墓地が整理されめでたしめでたし。

 

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