おすすめ度 ☆☆☆★
もし女性だったら、もっといい点になったかも。
PG12 第93回アカデミー賞で作品、監督、主演女優など5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
医師を目指していたキャシー(キャリー・マリガン)は親友のレイプ事件をきっかけに心を閉ざし、コーヒーショップで働きながら、毎夜、不貞な男たちに制裁を加えていた。ある日、同窓のライアン(ボー・バーナム)と再会し、彼の誠実さに心を開くが、再び過去の悲劇に囚われてしまう。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」という題名は将来が約束された若い女性。
キャシーはライアンらの独身最後のパーティに乗り込んだ…。この後の二転三転、キャシーの担保が弁護士の手に渡る。
女性目線の復讐劇だが、復讐劇の重苦しさに、巧みなユーモアを混ぜた語り口は見事。キャリー・マリガンのあばずれと頭脳明晰を併せ持つキャラクター造形も素晴らしい。