おすすめ度 ☆☆☆
アメリカ・ドイツ・カナダ・イギリス合作
キャンプをするため友人5人とともにバージニア州の小さな町レンウッドを訪れたジェンは、アパラチア山脈の自然歩道を満喫していた。しかし、好奇心からコースを外れて森の奥に入っていった一行は道を見失い、やがて突然転がり落ちてきた倒木に1人が頭を潰されて死んでしまう。気がつけば周囲には数々の罠が張り巡らされており、彼らは森の中に捕らわれてしまう。
普通のホラーなら主人公たちが山の集落に取り込まれたところで終わるくらいがありがちだが、本作の場合、前半で登場した主人公の父親(マシュー・モディーン)が娘を救出に来て、必死の逃亡劇が描かれる終盤で手に汗握らされる。また逃げおおせたと思った後にも街まで降りてくる山の民。最後の最後まで余談を許さぬ内容である。
そして裁判…他所の知らない国ってこんなんだろうなぁって思う。言葉も社会性も違う国ってこんなんだろうって思う。
「クライモリ」とはちょっと違った展開。
「狂っているのは我々か、それともヤツらか」