おススメ度 ☆☆
イスラエル・ドイツ・ベルギー合作
イスラエルのアカデミー賞といわれるオフィール他で、受賞、評判の映画だ。
だが、いかんせん、日本の現状から見て、なかなか理解しずらい部分が多い(言葉の問題、登場人物の複雑さ)。ただ、実際にイスラエルではこのようなことが行われているとなると、悲しい。
銃撃戦などがあるが、あくまで社会派映画なので、作りは地味。
パレスチナ人のサンフール青年。冒頭、仲間うちで防弾チョッキを着てライフル銃を、度胸試しに撃たせ、実際に腹に被弾するというどじ。でもそれだけ真剣。
脅されて、イスラエル諜報部のラジの下働きをする。ラジには結構親しみを持たれている。
一方、彼の兄は過激派組織の指導者。彼は追われている。
まさしくテロの真っただ中にいる青年の悩みだ。
イスラエル人のパレスチナ人に対する態度の傲慢さ。これでは、テロを生む温床だ。
それにしても、家族のことを思い奔走するサンフィールの姿が哀れだ。
物語の展開が読めないだけにサスペンスフルな展開だ。
イスラエル映画という変わった国の映画に、楽しみがある。
イスラエル・ドイツ・ベルギー合作
イスラエルのアカデミー賞といわれるオフィール他で、受賞、評判の映画だ。
だが、いかんせん、日本の現状から見て、なかなか理解しずらい部分が多い(言葉の問題、登場人物の複雑さ)。ただ、実際にイスラエルではこのようなことが行われているとなると、悲しい。
銃撃戦などがあるが、あくまで社会派映画なので、作りは地味。
パレスチナ人のサンフール青年。冒頭、仲間うちで防弾チョッキを着てライフル銃を、度胸試しに撃たせ、実際に腹に被弾するというどじ。でもそれだけ真剣。
脅されて、イスラエル諜報部のラジの下働きをする。ラジには結構親しみを持たれている。
一方、彼の兄は過激派組織の指導者。彼は追われている。
まさしくテロの真っただ中にいる青年の悩みだ。
イスラエル人のパレスチナ人に対する態度の傲慢さ。これでは、テロを生む温床だ。
それにしても、家族のことを思い奔走するサンフィールの姿が哀れだ。
物語の展開が読めないだけにサスペンスフルな展開だ。
イスラエル映画という変わった国の映画に、楽しみがある。