ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ポンペイ」、ポンペイを舞台にした歴史活劇

2014-12-15 18:59:55 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ポンペイはイタリア・ナポリ近郊にあった 古代都市。79年のヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知 られている。

数年前にその遺跡跡を訪れ、感慨にふけったことを思い起こさせました。

その火山噴火が、まさにこの映画の舞台であり、SFXを駆使した噴火の様子はうまく表現されている。

だが、もう一つの柱である、歴史活劇。面白いのだが、グラディエーター(剣闘士)の恋というどこかで聞いた話に、盛り上げが欠けた。

ローマ軍に惨殺されたケルト族の生き残りマイロが、奴隷として育てられ、一人前となる。

そして、ポンペイの闘技場で、死闘をする剣闘士となる。

死ぬことを義務付けられたような、この剣闘士の恋と復讐と友情というまさに絵にかいたような話だ。

ただ、アクションは、かなり舞台が設定されていて、鎖につながれながらが、馬に乗って敵を殺してしまうような荒業も出てくる。

さらに、恋敵が、両親を殺した張本人で、馬車によるカーチェイスまで用意されている。

そして、火山爆発。

綺麗なポンペイの都市模型も、地震と津波、更には溶岩流、噴煙と都市を飲み込む圧巻。

逃げようとした船まで、溶岩にたたきつけられる。

結局は、冒頭描写される、遺跡発掘でみつかった、抱き合う二人。

これだけの内容を、105分にまとめ上げた力作。
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