ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「チェイス!」、アメリカシカゴを舞台にしたカーチェイスが見もののインド映画です。

2014-12-09 19:07:31 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

インド映画好き ☆☆☆☆☆

インド映画好きの私はすっかりはまってしまった。

本映画の原題は、「DHOOM」爆音という意味でバイクの出す音。日本では3作目を、カーチェイスの意味で「チェイス」に変更。

ちなみに、Dhoomこのシリーズの主役は、「チェイス」でもでてくる二人組刑事。「チェイス」では、マジシャンにスポットが当たっているが。ちょっと視点を変えると面白い。

インド映画は、もともと長尺で、この映画も162分のところを147分に縮めたという。

それにしても、冒頭のマジックショーから、オートバイによるカーチェイスまで一気に見せる大迫力に圧倒されてしまった。こんなのありって感じで、次々と展開するスピード感にやられてしまった。

サーカスの興行主が銀行の借金に追い立てられ、自殺するという悲劇、だがその息子がけなげで明るく、大人になって、銀行相手に義賊を演じる。

そして、サーカス劇場を大きくして大迫力のパノラマが展開される。

インド映画お得意のダンスシーン、アメリカ資本が入っているせいで、ロック調。これが実に華やか。レビュー好きのお方には垂涎ものだ。

サーカスにやってきた素人娘が、実に見事な脚線美で、踊りまくるのだから。勿論、群舞で迫力満点、こればっかりは劇場で見なければ。(インドのヒロイン、カトリーナ・カイフが演じている)

後半は、ラブロマンスも入って、遊園地シーンも楽しいが、ラストは巨大なダム。まあ、しかけは大きい。

今回は、シカゴでの撮影。その風景の雄大さが映画を引き締めている。

やはりインド映画の悲しさ、インドやアメリカでは大ヒットだが、日本では、ひっそりの公開だ。インドファンには寂しい。

「きっとうまくいく」のアーミールカーンが、鍛えた肉体を披露、その演技が巧み。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする