ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ポイントブランク 標的にされた男」、韓国犯罪サスペンス映画の傑作

2014-12-04 17:25:40 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国犯罪映画好き ☆☆☆☆☆

韓国の犯罪映画には、目を離せない。

またまた傑作が現れた。

フレッド・カバイエ監督のフレンチノワール「この愛のために撃て」(2010)をリメイク。(未鑑賞)

といってもかなり韓国風にアレンジされているらしい。

殺しの現場から逃げ出す男、それを追う二人連れ、男は車にはねられ、救急車で病院へ。

病院には、隣の病棟で身重の妻が働く救急医がいた。

その医師に突然電話が、それは妻を誘拐したというもの。要求は、救急患者の男を見つからぬよう連れ出せというもの。

妻のことが気がかりで、男を連れ出す医師。

早速警察も動き出す。

テンポ速くこれらの事件が次々と展開し緊張を走らせる。

病院を抜け出し追いつ追われつの捕物帳。

妻は、遊園地に監禁されていた。(後ネタバレ)










































後半は、捜査に当たる警察が、所轄署と広域捜査班の縄張り争い。

逃走していた男は、元傭兵とがぜん、アクション主体となる。

同じ警察官同志なのに、捜査に邪魔とばかりに突然射殺するのには驚いた。

それからは、縦横無尽の追っかけが始まり、車による突入、爆破、拳銃による撃ち合い、カーチェイス、取っ組み合いとあらゆる活劇を盛り込んだ大捕物。

そして、悪の根源は警察組織にあった。

ラストの粋な終り方に満足。

今最も韓国で受けのいいリュ・スンリョン。体を作っての大熱演。

悪役は、ユ・ジュンサン。貫録十分、怖い。

女性陣も活躍。

演技陣のアンサンブルは見事。


それにしても、韓国映画は不人気、韓国嫌いが高じているのか。宣伝もなく、ひっそりと上映されている現状は寂しい。





コメント
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