ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「KILLERS/キラーズ」、日本とインドネシア、二人の猟奇殺人鬼

2014-12-05 19:51:57 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

ただし、R+18の猟奇映画ですから、覚悟のほどを

インドネシアは最近映画製作に熱心らしい。今公開の「ザ・レイド GOKUDO」もそうだが、本作は、インドネシアと日本の合作映画だ。

そのため、日本とインドネシアをまたいでの映画。

といっても、前半は、日本とインドネシアが交互に描写される。まったく別の世界が描かれる。

まず日本側は猟奇殺人犯の物語。若い女をかどわかしては、連れ込み、頭にビニル袋をかぶせ、斧で脳天をかち割る。血が飛び散る。それをビデオに撮影して、ネットにアップするのを楽しみにしている。どうしようもない男。

これを北村一輝が演じているが、そのくどい顔面から、血が滴った顔は確かに怖い。男でも気に入らなければ、殴り倒して始末する。

話が進むと、花屋の姉弟に遭遇。いじめられっ子の弟に自分を投影し、スタンガンを渡して攻撃することを指導。一方で、女性には自らの姉をダブらせ、大事にしようとするが……

一方、インドネシア側は、闇を追求しようとするジャーナリスト。ある日、タクシーで襲われ、相手を血まみれにし、それを映像に撮りネットにアップする。

このネットでのつながりが、二人の殺人鬼を結びつける。

後半は、インドネシアで二人は遭遇し、大アクションの末、ラスト……

まだ、インドネシアの未熟さもあって、大万歳とは言えないが、それなりにまとまっている。

何といっても、北村一輝の鬼気迫る演技が光る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする