ひろの映画見たまま

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「至高のエトワール パリオペラ座に生きて」、アニエス・ルテステュのバレエ人生を描く

2014-12-17 17:48:19 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆

バレー好き ☆☆☆☆☆

ただし、バレー嫌いの人には向きません。

だって、バレリーナの半生記ですから。

エトワールはフランス語で“星”を意味する。350年以上の伝統を誇るバレエの殿堂、パリ・オペラ座にあっては、ダンサーとして最高位の称号であり、ひいてはバレエ界のトップともいえる選ばれし者。

アニエス・ルテステュは、そのオペラ座で16年間にわたり、エトワールを務め、昨年引退した。まだ若いので、今後もバレエを踊ったり、指導したり、今までもしてきた衣装デザインをしたりして生きたいと映画の中で語っている。

そのアニエス・ルテステュ、引退公演までの2年間を追い続け、相手役や、振り付け師、舞台関係者などが、アニエスの踊りや人となりについて語り、舞台公演の様子や、稽古場風景が描かれていきます。

わたしは特にバレエファンではありませんし、アニエスのことも知りませんでした。

でもこの映画に接して、やはりエトワールは違うなと感心。特にクラシックバレーだけでなく現代バレーにも挑戦。実に見事な踊りの表現にくぎ付けされました。

首が長く小顔のせいか長身に見え、そのスタイルのよさと気品に圧倒されます。娼婦を演じても厭らしさでなくあでやかさが浮かんできます。

バレエファンでなくとも、興味のある方は、一度見てみてはいかがでしょうか。
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