おススメ度 ☆☆☆☆
ただし、そのまんまの映画なので、ドラマチックな展開は、期待できません。
例によって、予備知識なしに見た私。6歳の子供が大人になっていくのに、どう見ても同じ俳優が出ているとしか言えない不思議さ。
これ、12年かかって、俳優の成長とともに撮影したという、一種実験的な映画。なのに、ちゃんと物語がうまくつながって、どうなってるんだろうと思うぐらいよく作られています。
母親の転勤とか、離婚とか、それなりに、ドラマはあるが、そこここで、6歳だった主人公は成長していくのだ。
それにしても、12年間も、撮影スタッフや、主な俳優たちを拘束して、その間売上収入はなく、まったくの冒険。まずこの快挙に拍手。
物語の一つのヤマは、2度目の父親の家庭内暴力、これは現代の家庭につきもののような危ういものだが、結局母親の決断で次へのステップに進むことになるのだが。
その意味では、実の父親の存在のユニークさもこの映画を面白くしている。
自らは自由に生活をし、若い女性と結婚もするが、息子たちとの接触を忘れない、父性愛を見せてくれる。
ラストは、結局親離れをする主人公。子を持つ親の通過儀礼が描かれるが、これも良しというところか。
ただし、そのまんまの映画なので、ドラマチックな展開は、期待できません。
例によって、予備知識なしに見た私。6歳の子供が大人になっていくのに、どう見ても同じ俳優が出ているとしか言えない不思議さ。
これ、12年かかって、俳優の成長とともに撮影したという、一種実験的な映画。なのに、ちゃんと物語がうまくつながって、どうなってるんだろうと思うぐらいよく作られています。
母親の転勤とか、離婚とか、それなりに、ドラマはあるが、そこここで、6歳だった主人公は成長していくのだ。
それにしても、12年間も、撮影スタッフや、主な俳優たちを拘束して、その間売上収入はなく、まったくの冒険。まずこの快挙に拍手。
物語の一つのヤマは、2度目の父親の家庭内暴力、これは現代の家庭につきもののような危ういものだが、結局母親の決断で次へのステップに進むことになるのだが。
その意味では、実の父親の存在のユニークさもこの映画を面白くしている。
自らは自由に生活をし、若い女性と結婚もするが、息子たちとの接触を忘れない、父性愛を見せてくれる。
ラストは、結局親離れをする主人公。子を持つ親の通過儀礼が描かれるが、これも良しというところか。