ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「嘘を愛する女」、長澤まさみ主演の恋愛ドラマ!

2018-07-22 18:45:33 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の第1回グランプリを受賞した企画を映画化した。

同棲して5年、やっと母に紹介しようとした矢先。警察がやってきて、彼がくも膜下出血で意識を失っているところを発見されたという。そして、彼は身分を偽っていた。

手がかりがないまま、探偵に調査を依頼。そんななか、彼のストーカーまで現れ、書いていた小説が見つかる。

その小説を手掛かりに、瀬戸内海の小島へ。探偵との珍道中。

やっと探し当てた相手は別人だったり。

前半は、夫が身元不明者だったというミステリアスな展開だが、後半は、瀬戸内へのロードムービー。

探偵を演じる吉田鋼太郎が、ひょうひょうと長澤の相手を務める。

高橋一生が謎の夫を演じ、これが興味で見る人も。

企画は面白いが、凡庸な作品。

 

 

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「ジュラシック・ワールド 炎の王国」、恐竜たちの大暴れ!

2018-07-21 17:36:13 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

恐竜映画好き ☆☆☆☆

ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・パークIII』から続くシリーズの第4作である。

前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。

恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。

前半は、パークの運営責任者のクレア・ディアリングの甥であるザックグレイがパークを見学、そして、恐竜たちに追われる羽目に。

そして後半は、いよいよ、DNA操作でよみがえらせ、最強の恐竜が誕生。その恐竜を退治するためクラシックな恐竜が呼び戻され、恐竜同士の壮絶な戦いが始まる。

何しろ巨体、さらには、いろんな動物の遺伝子を組み込み、パワーアップした恐竜たち。

夏休み一番のエンターテインメント映画だ。何しろ、金のかかった恐竜たちとのバトルだから。

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「フランキー 不完全な男」、その男切れるとどうなるのか?

2018-07-20 18:41:18 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆★

劇場未公開

激昂する男の正体が暴かれる時、あなたはきっと絶句する―。
異常なまでの野獣の絶叫! 人間の内なる狂気をえぐり出す衝撃作が遂に解禁! ! 

ロンドン・フィルムメーカー国際映画祭ほか、世界の映画祭で主要部門受賞が多数! ! 

小さな田舎町で妻と平穏に暮らすフランク。

だが、彼は一旦切れるとすさまじい暴力が。

それを抑えていたが、昔の仲間に妻を拉致され暴力が暴れだす。

まあ、それだけの話を、切れるまでため込んで、一挙爆発。

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「未成年だけどコドモじゃない」、世間知らずなお嬢様高校生の結婚生活!

2018-07-20 10:45:35 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

お嬢様映画好き ☆☆☆★

原作、「今日、恋をはじめます」など数々のヒット作を生み出す水波風南の少女漫画。

まあ、このぶっ飛んだ少女漫画。

金持ち一家に育ち、まったくうぶで、王女様ストーリにあこがれる高校生香琳。

借金を棒引きする代わりにと、政略結婚を引き受けるイケメン男尚。

18歳の誕生日に二人の結婚を両親からプレゼントされる。

その前に、香琳は学校で、尚を一目見て好きになる。

ただ、学校に知られてはいけないので、秘密にする。

最初、尚は香琳を寄せ付けず、別居状態。

香琳には、幼いころからの男友達五十鈴がいる。

尚にも、前の学校で女友達がいる。

紆余曲折の成長物語。

だがもともとの発想がお嬢様なので、現実味は乏しい。

あくまでファンタジーとしてとらえるべきだろう。ぶっ飛んだお嬢様ぶりがほほえましい。

香琳に平祐奈、尚に中島賢人、五十鈴に知念侑李。それなりに適役。




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「ファントム・スレッド」、PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)のファッションストーリー!

2018-07-19 18:15:15 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

映画ファン(凝った映画好き) ☆☆☆☆

見るべき映画が少ない昨今、なぜか見逃していた良作が、滋賀で公開中だった。

ポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスが組んで、1950年代のロンドンを舞台に、有名デザイナーと若いウェイトレスとの究極の愛を描いた。

ダニエルは、今作で映画界を引退と表明している。

実に意味深な映画。ちょっと目をそらすと、微妙な意味が読み取れない。二度三度見する映画かもしれない。

仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。要は、カリスマだ。

そして目を付けたミューズ・アルマ。

彼女のモデルとしてのセンスを見抜き、モデルとして磨き上げる。

でも、そのサディスチックな行いに、反抗すべく彼女が企てた計画。

それは、毒を盛ること。

弱った男を介抱する女上位。

これこそが彼女の狙いだった。

やがて、レイノルズの母の影が、

淡々として描かれるため、あっさり受け止めてしまいそうだが、底にあるセンスに目が行ったとき映画愛がよみがえる。

 

 

 

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「去年の冬、きみと別れ」、中村文則原作のサスペンス!

2018-07-18 17:53:20 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

サスペンス映画好き ☆☆☆★

復讐は、本当に悪なのか。
衝撃の結末が待ち受ける、予測不能のサスペンス・エンターテイメント!

のキャッチコピー。

冒頭、しばらくして第二章が始まる展開の妙。

どこか怪しげに見える登場人物。

映画化困難とされた原作を、大胆に改変。

拉致監禁、焼死事件の謎を追う、ライターの目を通した異常人物の描写。

だが、後半、立場が変わって、追われる立場に。

徐々に明らかにされる復讐のキーワード。

なかなか、練った脚本だ。

たしかに、後半30分で、種明かしが。

サスペンスとしてはよくできているが、なぜかいまいち魅力に欠ける。

ライターを岩田剛典が演じ、頑張ってはいるのだが。

惜しい一作。

 

 

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「クローズド・ガーデン」、修道女を目指した少女の成長物語!

2018-07-17 17:09:39 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

修道院に興味のある方 ☆☆☆

劇場未公開

サンダンス映画祭 審査員特別賞受賞!

12歳のキャスリーンは、奨学金が出ることを理由にカトリック系の学校に入学。次第に神への恋心を抱くようになった。

彼女は、キリストの花嫁であるシスターを目指し、17歳で修道院に入る。

で、その修道院での生活を丹念に描写した映画。

集団生活故、当然そこには、体罰があったり、いじめがあったり、上下関係があったり、そして自らの性の処理。

奇麗な純白の修道院、そこは世間とは隔離された、神の愛を受けるための施設。

だが、50年代、キリスト教も変わらねばならないと「第二バチカン会議」が開かれ、開かれたキリスト教を目指すことになる。

厳格な修道院の院長は、その考えが受け入れられず、苦悩する。

少女の成長物語と、修道院の変革とが、同時進行で描かれ、修道院の善と悪があぶりだされる。

真摯な、宗教物語だ。



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「ダンシング・ベートーヴェン」、モーリス・ベジャールの代表作「第九交響曲」のドキュメント!

2018-07-17 08:46:56 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

バレエ好き ☆☆☆☆

スイス・スペイン合作

モーリスベジャール没後10年、東京で公演された、「第九交響曲」の舞台裏を描いたドキュメント。

東京公演なので、日本人もかなりかかわっている。ダンサー(東京バレエ団)はもちろん、コメントメンバーにも。

ただ、舞台裏が主体で、練習風景に重きを置いているので、公演自体の映像は控えめ。ラストはあまり、盛り上がらず残念。

ただダンサーの苦悩とか、出産、怪我などのアクシデントも描かれており、裏舞台の映像は豊富。

ダンス自体は、男性の肉体鼓舞のようなダンスが多く、優雅な「白鳥」などのイメージとは違う。

それにしても、大オーケストラ、歌唱隊、大群舞と出演者は多く、見事なチームワークである。

出演者も、国籍がバラバラで、国境を越えての大芸術だ。

ナレーターは、ベジャールバレエ団の現監督(ベジャールの後継者)の娘が担当しており、バレリーナの一面がうかがえる。

監督は、アランチャ・アギーレ。

 

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「リセット 決死のカウントダウン」、息子の命を救うため、過去にタイムスリップする母!

2018-07-16 12:53:26 | 中国映画

おすすめ男 ☆☆★

ジャッキー・チェン製作のSFアクション・スリラー

ヒューストン国際映画祭でグランプリと併せて主演女優賞を受賞した。

タイムリープ装置の研究に長年にわたって取り組んできた女性物理学者シアティエンは、ついに生体組織を110分だけ過去にさかのぼらせることに成功する。だが、その研究結果を利用しようとたくらむグループに、息子をさらわれ殺されてしまう。

そこで、タイムスリップ装置を使って、息子の誘拐を阻止しようとする。

その途中で、二度タイムスリップし、おかげで、三人の母が息子をめぐって退治することに。

話は、少しわかりづらいが、要は、過去にさかのぼって、息子の死を阻止しようとする母。

母親役のヤンミーが好演。

 


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「RAW 少女のめざめ」、性の目覚めとガニバリズムの目覚め!

2018-07-15 17:36:45 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

ガニバリズム映画好き ☆☆☆★

フランス・ベルギー合作

R15+ とにかくグロい。

カンヌ、トロント、サンダンス映画祭で喝采! 新鋭女性監督が描く、“衝撃的"かつ“美しい"<少女の残酷な青春>

ベジタリアンの少女が、獣医科の大学へ入学。

最初の洗礼が血の雨であり、豚の臓物の肉食(ベジタリアンがくるところではない)。。

この映画獣医というところがみそで、グロいところも、獣医でかわされる。

たしかに、動物の解剖とか、随所に、血なまぐさいシーンは満載。

ただ、先輩の姉の行動が要注意。

また、同室の男性(そもそも男性と同室ってどいうこと)がゲイで、セックス相手にならないところもみそ。

ただ、姉と二人で尻丸出しで、小便をするシーンとか、結構性にも開放的。

そしてガニバリズム。

人間の究極の背徳を、女性の新人監督が描くのだから、まあ、興味津々。

そういえば、RAWって生。生きたまま食べないと意味ないのかな。

 

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