おすすめ度 ☆☆☆
「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の第1回グランプリを受賞した企画を映画化した。
同棲して5年、やっと母に紹介しようとした矢先。警察がやってきて、彼がくも膜下出血で意識を失っているところを発見されたという。そして、彼は身分を偽っていた。
手がかりがないまま、探偵に調査を依頼。そんななか、彼のストーカーまで現れ、書いていた小説が見つかる。
その小説を手掛かりに、瀬戸内海の小島へ。探偵との珍道中。
やっと探し当てた相手は別人だったり。
前半は、夫が身元不明者だったというミステリアスな展開だが、後半は、瀬戸内へのロードムービー。
探偵を演じる吉田鋼太郎が、ひょうひょうと長澤の相手を務める。
高橋一生が謎の夫を演じ、これが興味で見る人も。
企画は面白いが、凡庸な作品。