地下鉄ブルーライン上永谷駅で降りて馬洗川に沿って上流に歩き、日限山3・4丁目の南側に広がる野庭農業専用地区を通り、小菅ヶ谷北公園、舞岡公園を経て地下鉄ブルーライン舞岡駅に出る緑道があると素晴らしいと思います。今回は、よく港南区の散歩道に関する資料に載っている馬洗川せせらぎ緑道とは別の道について書いてみます。
上永谷駅を降りたら南口に出て、イトーヨーカ堂の玄関前の藤棚の下の道を歩き、角に駐輪場がある十字路で左折し、並木道をしばらく歩き、メガロス上永谷(ジム)を過ぎて右折します。150mぐらい、丸山台2丁目と都市計画道路横浜藤沢線の間にある普通の道を歩くと都市計画道路を横断する丸山台歩道橋があります。その歩道橋の真ん中ぐらいに都市計画道路の中央分離帯につくったグリーンベルト散歩道に降りる坂道があります。その坂道を降りてグリーンベルト散歩道を天谷大橋の方向に向かって歩きます。両側が車道というのはよくないのですが、一応、緑道風になっており、馬洗川せせらぎ緑道よりは気持よく歩けます。
グリーンベルト散歩道 2本の道が見えますがこれは散歩道です。車道は両側にあります。生け垣で見えません。
この散歩道は天谷大橋に行く大通りで終わりになります。そこでこの大通りを横断し、都市計画道路予定地の右側の道を進みます。するとすぐかなり幅が広い階段があります。老人には優しくありませんが、このあたりはまだ空間がありますから将来は緑道化できるかもしれません。階段をのぼると、野庭農業専用地区に入ります。左側に都市計画道路予定地や馬洗川が眼下に見え、右側には畑が広がっています。丹沢山や富士山も見ることができます。丘陵の尾根部にできた農道を歩きます。農業専用地区と言っても、到底本格的な農業をやるような面積はありません。市街化が規制されている、今後の開発を待つ貴重な空間になっています。緑道、緑地として開発されると港南区にとって貴重な緑空間になります。
この農道を進むと、右下に笠原牧場が見え、その向こうに丸山台公園が見えます。そのまた向こうに、ここからは見えませんが、日限地蔵、長福寺、舞岡公園の北端の緑地があります。この緑の線は重要です。日限山4丁目を囲む緑のリングの一部を構成しています。別の機会にブログを書いてみたいと思います。さて、農道をさらに進むとやがて階段をおりて、日限山3丁目に入ります。すぐ左折して左側雑木林、右側住宅街の道をちょっと歩きます。住宅は皆さん庭をきれいにしていますから、気持ちがいい道です。
すぐ、都市計画道路予定地を横断するひまわり歩道橋の入り口に到達します。この歩道橋を横断すると、そこが馬洗川せせらぎ緑道の上流側終点です。
ここからしばらく美しくない道を歩きますが、未開発の空間が広がっておりやはり将来の緑道化、緑化の楽しみがある場所です。
いよいよ日限山4丁目の南側に広がる広大な山あり、畑ありの野庭農業専用地区中心部に入りますが、次回、ご紹介したいと思います。現状でも桃源郷のように美しい場所です。横浜とは思えない別世界です。この広大な農業専用地区は小菅ヶ谷北公園で終わります。
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