記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

孫の代までも?

2008年06月23日 06時49分25秒 | Weblog
昨夜たまたまつけたNHKの番組で、フランスの傘修理やさんが映った。

前置き見ていないから詳しくはわからないが、日本人は傘を無駄に扱っているとの話。
フランスでは傘修理屋なるものがあり、骨が折れたり、生地が破けたりした場合、6千円位で修理をしてくれるのだ。丁寧に扱って、メンテナンスを行うと100年はもつと店主は話していた。
100年?
凄すぎる!?
まあ、確かに傘に限らず、日本人に比べて物を大切にする国民だとは思う。
洋服も簡単には捨てない。繕いをおしゃれに演出したり、掃除機も日本ならごみ置き場にありそうな状態のものを平気で使い続ける。洋服も手作り思考が強く布やさんはいつも混んでいる。

私は一本の傘を使い続ける事が出来ないたちである。飽きるわけではなく、必ずどこかに忘れてくるからだ。忘れなくても、盗まれたり。
だからもっぱら情のうつらない使い捨て傘を選ぶのだ。この場合の使い捨てとは500円以下を指す。3千円以上の傘と骨の強度は異なるのだろうか?風が強いとすぐに折れる500円傘。折れた部分を逆に曲げて元に戻しても、傘をさすと、折れた形に戻ってしまう。一度曲がったら形状記憶合金でもない限り、元には戻らないのだ。折れたままの傘をさして歩くのはなんとも惨めである。

しかし、実際パリで傘をさす光景はあまり見かけない。
土砂降りがあまりないせいか、パリジャンは滅多に傘をささないのだ。多少濡れてもへーっちゃらと言った感じ。傘をさしているのは日本人観光客くらいだ。確かに湿気のない国だから濡れてもすぐに乾いてしまうが、ハイな時でもないかぎり、雨に濡れるのは好きではない。

コメント
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