記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

子どもの叱り方

2011年05月05日 17時53分58秒 | Weblog
昨日のホンマでっかTV見ましたか?

子どもを叱る時は、自分を主語にして怒るといいようだ。
アメリカの母親は「I don't like it.」 ~お母さんは悲しい~ といった感じである。
普通はこうするべき、みんなそんなことしないでしょといった世間一般的な意見を述べると子どもは余計反抗するスイッチが入るらしい

確かにその傾向に身に覚えがあることを思い出した

だいぶ前の話だが、小学校低学年の男の子が抜歯希望で治療に来たときのこと。
口の中にはもうぐらぐらの乳歯が見えた。麻酔はなくてもいいくらい。
私が子どもの時はこれくらい自分で糸を巻いて抜いたか、舌で押して抜いたものだが、わざわざ歯科医院を訪れるのだと内心驚いた位の歯の状態。
いざ抜こうとしたら泣き出した。
すかさず「○○ちゃんが泣くとお母さん悲しむよ」と言ったら、ピタッと泣き止んだ。
何気なく掛けたコトバが効果抜群だったのだ。

結局痛みもなく、こぼれた涙もきれいにふき取り、母親の待つ待合室へと元気に帰っていった。
お母さんには泣いたことは一言も言わず、がんばったことを伝えた。

子どもに限らないと私は思う。
大切な誰かに思いを伝えたいときは、世間一般の意見、世間体、常識などははまっすぐには伝わらない。
「私ならこうする、こう思う」という主語が自分であることが相手の心に響くのだ。


Official website

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母校

2011年05月05日 02時07分02秒 | Weblog
おとといのこと。
実家は最寄り駅からバスで5分前後。

天気も悪くはなかったし普段歩いてないから久しぶりに歩いてみた。

途中に母校の高校がある。バスに乗ると目にも入らないが、歩いてみると当時のシーンが甦ってくるものだ。
最近の小学校は校門が頑丈に閉めきられていて、なんか寂しいなって残念に思っていたが、高校は違うのかな。
(だって小学校の校庭って懐かしいでしょブランコや鉄棒などがあるから。ふらっと入ってみたくならない?)
思わず校内に入りたい気分にかられた。
が、当時の先生がいるわけでもない。当時大好きだったE先生はもうここにはいない。全く知らない先生に不法侵入で質問されたら面倒だ
懐かしいような、他人のような不思議な感覚にとらわれた。

あ、理系だった私の教室は一階のはしっこ、体育館のすぐ横だった。当時は自分でも呆れるほどの遅刻魔だった私
自転車を置いた後、下駄箱には向かわず体育館に面した通路から直接教室に向かう。出席をとってから下駄箱に向かうのだった。そう、靴下のまま!!片手には学生靴
大学生になってからはガラリと変わって一番に教室に入ることになったけどね。
そんなことを思い出しながら気持ちだけ高校生に戻ったひとときでした。


Official website

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする