昼食後、会長さんが
「ナカガワさんが知っとるっていうからの、この後回りませんかの。」と提案。
もちろん誰も異存ありません。雨もすっかりあがってこのまま帰るには惜しいからね。
ナカガワさんの車に同乗していた私たち、いろいろと話を聞きます。
「けいだい山という山だがの、漢字は難しいから教えられん。四国八十八か所めぐりになぞらえて、行けんもんのために石仏を八十八置いたんだっていう話だが・・・」
四国にまで遠出しなくても、八十八の石仏を安置しそれをお参りすることで良しとしたのだそうです。
農道の中を間違え間違えたどり着きました。何しろどこも似たような景色だから、「確かこっちだったはずだがな。」という記憶を頼りにね。でも、無事到着。
急な階段を昇る横の崖にもお迎えの石仏さんが
はあはあいながら登った頂上の空き地には、両横に八十八の石仏
素朴ながら圧巻です 左側にも同じように仏様が並んでいます
ナカガワさんいわく「旅に出とる仏さんもおるんで・・・」
石仏ブームがあったものなあ。不届きなやつがいるもんだ!
次に回ったところは、ここ 「味噌なめ地蔵」
左のお堂にお地蔵さまは安置されています。
確か8月に外に出されての人が味噌を塗っている様子をニュースで見ました。
長々読んでいただいてありがとうございました。ほんの気持ちです。
それにしても、こんな機会に誰かに連れて行っていただかなくてはとてもとても行かれない場所で、佐渡の奥深さをまたもや知った次第です。