まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

健康でいること

2009-07-01 08:55:09 | くらし

元気に一人暮らしをしている103歳の老女と、電話で話す機会があった。
「何にもせんでおると、駄目になるが」と言って畑に水やりをしてきたとおっしゃる。

  そうかと思うと、
「また来週ね」と言ったきり、翌日の夜には逝った太極拳仲間がいる。
それから間もなくして長い闘病の末亡くなった同級生のことを聞く。

それだけでも大変な病気と闘っているのに、「腕がしびれて」と診てもらったら難病だった男子同級生。
10万人に一人と宣言されて、右か左かの究極の治療で選んだ治療が劇的に効いてリハビリに励んでいる友人のご主人。
今までだって周りにはいろいろな病を抱えている人がいた。

横浜に帰っているわずか6日間だけでもその手の話を二人から聞いた。

ランチをした元職場同僚は、「実は・・・1年前にそうだったのよ」と。
間違えやすい持病があったからそちらかと思ったけれど、万が一と思って受けた検診で引っかかって、結果、簡単な手術でその日のうちに帰られた、と、早期に発見して良い医師を紹介してもらった幸運を縷々話してくれた。
持病と違うかもしれないという体の声を聞いてからの素早い行動が、元通り元気でいる彼女につながっている。

佐渡に帰るバスでご一緒した近所の奥様。挨拶をして、バスを待つ間から、
「3年前に私・・・で入院していたの」と事の詳細を話してくれる。
「いろいろ診ていただいて、なんともないって言われたけど、どうも納得いかなかったのよね」
いくつかの病院を回られて、検査をして、どこも年のせいにされたけれど、
そうじゃない、違うんじゃないかと納得がいかなかったそうだ。
そのことを友人に話したら、今まで受けたのと違う科の医院を勧められて、そこでみつけてもらったと言う。
「納得がいかない」
その自分の体が発する声を信じて行動したことが、やはり現在の明るい健康なその方につながっている。

自分だけではなく家族、友人知人すべて、心身ともに健康でいることのありがたさと重みをひしひし感じる年になったなと思う。

病にかからないでいる、あるいは病にかかる、ことは、もしかしたら5センチ幅の塀の上でどちらに落ちるかというくらいの運にかかっていることを実感する。
今までだってそうは思った、思ったけれども日々の些事ですぐに忘れてしまっていたが、この頃はずしんと身に応えるようになった。

そろそろ、本気で1日を大事にすごすよう心がけねば・・・。


 

コメント
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