彼岸明けなので、お墓の花を立て替えにお寺に行く。
私はきっと母よりもまめになったに違いない。これもこちらの世間様に教えていただいたお陰かしら。
そこで、太極拳お仲間のご家族、ご主人、娘さんとお子さん3人とばったり遭遇。
こちらのお寺さんでしたか?と聞いて。
自転車で走っとるのん見かけるけど、どこにいっとるのんさ?なんて聞かれて。
(薬局では、私を少しも見ないから引き込もっとるんだねえか、などと評判がたっていたんだって。みられているところでは見られている、実感)
「悔むのんはもう止めたわ、娘の手助けしんならんから、主夫もしてる」というご主人のお言葉。お互いに「お世話になりました」と言って別れたけれど・・・
リンゴを送ってもらったので、新潟の叔父に電話。
不機嫌な声が聞こえたけれど・・・
この秋に息子一家に5人目の子供が生まれるんだそう。それで怒っているんだって。「一体どうするつもりだ、誰が子供の面倒みるつもりだ、子が20になったらあれは70になるが・・・うんぬんかんぬん」と息巻いている。10分も20分も口説いている。
電話の向こうで怒っているけれど、なに基本めでたい話だからこちらではへらへらしながら笑い飛ばして聞いていたわ。
挙句の果てには、
幸い3人の学校にいっとるのんはみんな出来がいいからの、助かるけどさ。と孫自慢で終わったからね。いっか。
さて、本日の仏様土産団子はこれ。栃餅。
栃の独特な味が慣れないと食べにくいかもしれない。子供たちはダメだけれど、私たち世代は皆大好きだ。しかもここの店でないとだめというくらい。
なんといっても、「生きとるもんが大事さ」という心強いお言葉をいただいたのでね。
仏様は、重いおまけにおぶい紐もなく「どうすりゃあいいんだ」と言っているに違いないけれど・・・父も大好物なので許して。