横浜の猫の額のような庭に、ヤマボウシやら利休梅やらミモザやらを植え、おまけにジューンベリーまで仲間入りをさせると、やれ落ち葉が樋にもぐり込んでは困る通り道で引っかかっては困るなど、何のかんのと理由をつけて剪定をせねばならぬ。
のびのび好き自由にさせてあげたいのに、泣く泣く切りつめていじけさせている始末。
バスからぼんやり眺めたり、集落近辺をふらふらふらふら歩いたりしていると、遥か彼方に家の屋根をゆうに超えて、枝を四方八方に伸ばしどっかと根を生やしている大きな木を見かける。
ついつい引き寄せられて・・・
イチョウ
カリン
これらの木の下に立って、首が痛くなるほど見上げたり匂いをかいだりする。
それにしても、木の名前が分かったら、もっと「ふーーん」となるだろうなあ。