ぼくらは立っているのかな
すべてがおもうほど うまくはいかないみたいだ
SMAPの ♪夜空のムコウ
大好きな1曲。唯一買ったCD。
私も現役ばり(ぐらい)だったころ、この曲にずいぶんお世話になったものよ。
そのSMAPが結成20周年だってさ。いまやおじさんアイドルだけど。
わたしゃ、そのうち15年くらいファンでいるね。ま、ツヨシクンにロックオンだけど。
(夜空じゃなくて・・・すまん)
で、川上弘実さんのエッセイ『あるような ないような』にこの♪夜空のムコウの話が出てくるのよ。喫茶店でこの曲を始めて聞いて印象に残り、帰りに早速購入したと。
いわく。
川上さんは、母上の刷り込みがひどくていわゆる「ら抜き言葉」が全く使えないそうで。ら抜き言葉を使おうとすると身体がガンと反抗するそうな。
「ら抜き言葉」を使ってしまった原稿のことを思い寝付かれず徹夜をしたこともあるそうな。
そんな川上さんが、
♪あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなあ
とカラオケバージョンで抵抗なく歌っているそうだ。
いつもなら「これたかな」にこだわって歌えないところが、「これたかな」はSMAPの甘く若々しい雰囲気にぴったりだと、むしろ「これたかな」じゃないと感じがでないって絶賛しているのよ。
40歳に(98年当時ね)なんなんとしている人の母上の強い呪縛を、SMAPの力を借りて逃れることが出来たって。
「ありがとう、SMAP」だって。
SMAPが、何回も秘密で東北の被災地を訪れていることはブログ等で知っていたけれど、まあ、こういうお役にも立っていたのね。