まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「すーすーしている人」

2015-06-04 12:31:31 | TV


「スースー」かな、って迷ったけれど・・・
録画しておいた『The Covers 井上陽水スペシャル』を観た。2月の再放送だったのね。
MCノリリーフランキーさんとのトークが絶妙でおかしくて、繰り返し観ては大笑い。
同郷小倉の先輩後輩の仲で、リリーさんが陽水さんのことを「先輩」と呼んでいるから、
体育会系じゃあるまいし、と内心突っ込みまくり。

で、リリーさんが何回もお会いしていますよね、と言うのに対し陽水さん、
「そうお?たくさん会っているらしいけれど、記憶にないのよね」ってニヤニヤさらっと。
「リリーは高圧的じゃなく暑苦しくないものね、すーすーしている人だから会った気がしない」って、記憶にないって。

「すーすーしている人」
タモリさんが言う「ジャズな人」に続いて私の中で大ヒット。
確かに。リリーさん、すーすーしている感じ。
私の周りで陽水さんの言うすーすーしている人、いるかしら。
私は会ったことないと言われそうな一点で、そうかしら?って思わなくもない。うーん。

本筋のカバー曲。
私の馴染んでいる歌は、昭和真ん中以降の歌謡曲とポップス、SMAPで止まっているからね。
最近の歌なんてほんの数曲しか知らない。
ましてや誰かが誰かの曲をカバーする、なんてどこがいいんだ!と自分の感性のなさを棚に上げて怒る。

贔屓の陽水さんだって、この日共演したラテンバンドのオルケスタ・デ・ラ・ルスと歌った
セルフカバーの「氷の世界」のみ、いっか、よ。
宇多田ヒカルちゃんの♪SAKURA ドロップス なんてヒカルちゃんのがいいに決まっている。

それにしても、言葉を操る職業のおふたりのトークの醍醐味。
♪ラテン氷の世界を聞いた後のリリーさんのお言葉、
この氷はビーチサイドのカクテルに入っている氷のようだって。陰鬱やセクシーさが出ているって。
つらいことを歌うとつらいことを乗り越えた人の色気が出るって。
どこが?!わけ分からん。それでいて、何となくそうね、と思わせるからもっと例えろ!って言いたくなるのよ。


でもでも。
陽水さんの先駆け的なカバーアルバム『UNITED COVER』
ちらっと流れた♪花の首飾りや♪コーヒールンバはとってもいいわ。
そのほかの曲のラインナップ見ても聞きたくなる。
ご本人の弁。
2001年当時オリジナル曲全盛の時代、
オリジナルの曲作るのが大変だな、人の曲だと詩なんか考えなくていいんだ、
って思ったそう。早めに分岐点に立ったて。
いちいち話すことが面白い。一癖も二癖もあるからね。

こんな人、旦那さんに持ったらどうかしら、めんどくさそうね。
ご本人はすーすーしている人かしらね。
暑苦しくはないと思うけれど。

コメント
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