いつもの朝飯、夫が「口を伸べればいいだけのが始まるな」って。
ほんとよ。ま、たった1週間でもひとり生活楽しんできたからいいとするけれど。
しかしまあ、長い間家を空けるということはほんとうにいろいろな不具合が起きる。
特に梅雨や暑い時期を跨ぐとそれがひどくなる。
佐渡の実家、まず玄関ドアが固くて開けるのに一苦労。
水道の元栓も錆びついているから私の力ではなかなか開かない。
お隣さんに頼もうかとギブアップしかけたけれど、そうだわ、とタオルを噛ませてようよう開く。
もちろん、そこここの蜘蛛の巣、ロシアンセージをはじめの草も道にはみ出してのびのび生活。
ってなことを、道でばったり会ったオヤジ同級生に話したら。
「そのぐらいはまだいい、俺んとこなんか・・・」
以下は、聞くも恐ろしい話になるから駄目な方はここで回れ右してください。
続き。
家に入ったら、鳩のふんが落ちとってこびりついとるんだが。
変だなと思ってあちこち見たら、2階で鳩がぺっちゃんこになって死んどったっちゃ。
羽がいっぱい散らばっとったが。
って。
もうその時点で想像して気持ちが悪くなったけど、いつ実家でそういう類のことが起きるか分からないから
続きを促す。
外からはどっこも穴が開いとらせんけど、親戚のもんが出入りできるからその時入ったのかもわからん。
まだまだ家んなか鳩臭いが。
こびりついた糞ちゃ取れんぞ。
だって。
私は鳩死亡後のもっと具体的な想像したがさすがに聞けず、
「あんた、痒くない?」の程度にとどめておいたけれど・・・
彼の自宅は半年間の留守の間に、「鳩1羽、ねずみ3匹、ごきぶり5匹」が暴れまわって昇天していたそうな。
奥様、なんかいやだ、と言って同行しなかったのは正解です。えらいことになっていましたから。
実家だってどうもダニが暴れていたらしく、私はわが身を餌として提供して。赤い斑点多しの状態よ。
今度からいのいちばんでダニ退治実行。今後に向けての教訓。
以上の話。大丈夫でしたか?