いやいやいや、バナナが転がっていたのではありません。
それはさすがに、ね。
図書館への道。そうだわ、たまには寄り道しようと思い出して原チャリを水辺に止めた。
橋から橋までとぶらぶらしていると。あれっ?もしかしてあれっ?
遠くに見えるあれは?
バナナの木だよね、どう見ても。
それにしてもなあ、バナナなんて遥か昔の昔、温室で見たっきりだ。どうしてこんな所にバナナ?
不思議でしょうがない。どなたか教えてください、と周りを見渡せど答えてくれそうな方はいない。
なんでかね、こんな所にバナナ。
橋を渡ってあっちへ行って見る。こっちに戻ってきて見る。
それにしてもあの黄色いまくわ瓜のようなものはバナナの花かいな、とこれまた首を捻る。
おおおお、こっちの方が立派だわ。後ろのぐるりと取り巻いているものはバナナそのものだよね。
またもやこちら側に来て、よく見える場所で記念撮影。ううん、首輪のようなものは確かにバナナだ。
世の中、面白いものがあるもんだ。
これが引き金になったのか借りてきたまさかの1冊『奥の細道 俳句でてくてく 路上観察学会』