今朝の空
2、3日前チュウゴンサンから「遅くなったけどできましたよ」と電話。
翌日朝早くに持ってきてくれた。
今年春の彼岸に帰ったとき押入れの中を整理していたら、古い古い柳行李の中から父の着物が現れたときの驚きは
3月のブログに書いてある。なんとか残したくてあれこれ思案。
ばったり出会ったチュウゴンサンに恐る恐る頼んでみたら、二つ返事で快く引き受けてくれて。それが4月ごろ。
二人とものんびりだからいつでもいいよとお互いに。
寒くなって来たのでチュウゴンサンはお尻に火がついたらしい。慌てたんですって。試着。
どてらを着ている感ありだけれど着こなさねばならぬ。
袖が動きにくいがそんなデザインだから我慢しろと言われて。はい。
この2枚使用。
虫食いがたくさんあってつぎはぎに苦労したそうな。他にも父の着物。
紋付の裏地が面白いのと袴がパンツになりそうだから、ひと息ついたらまた頼む心づもり。
私、あまり思い出とか記念の品とかにこだわりがないけれど、これで父のひとつが形になって残って安堵した。
チュウゴンサンも
「お父さんの着物で作らせてもらっていたら、私も札幌に残してある父のものをきちんと整理しなくてはって気になったわ。
背中押してもらった気分よ、いい機会だったわ、年が明けたら行って来ようと思って」
と言ってくれて。
他にも「こんな話するつもりなかったのに」の話しながらコーヒー飲んで10時過ぎに帰って行った。
素敵なコート、ありがとう。