レイクガーデンはシーズン前なのか後なのか、曇り空のせいか平日のせいか。
ともかく入場者ががいない、スタッフの方たちのみが作業に余念がない。
寂しいくらいに静か。
運転の友は1周は歩けないってひとり待機。
ジュンコチャンは「いいわね、いいところね、あのベンチに座ってゆっくりしたいねえ」なんてたいそう気に入ったみたいで。
そんなこと話しながら池の真ん中あたりの橋を渡って対岸に来たら、車いすのご婦人と娘さん夫婦か息子さん夫婦か、
お三人と出会った。
穏やかで上品そうなご家族。にこやかな笑顔のご婦人は秋のガーデンの風情を楽しんでいる様子が見て取れる。
「橋は真ん中までは車いすでも大丈夫ですよ、その先は階段になっていますけど」と余計なお世話。
三人が引き返してくるのをそれとなく待って。ジュンコチャンが何やら話しかけていた。
秋バラが少ししか咲いていなくてもいいの。
シュウメイギクやススキが充分に秋を引き立ててくれてしみじみたからね。しみじみしみじみ。
レイクガーデン 2