まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

人生の先輩は・・・

2018-06-29 08:52:48 | くらし

時折、我が家の前の坂道で用足しから帰って来るご近所大先輩に会う。

この前はゴミ出しから帰って来たモリタサン。大先輩。
ご自身3大疾病を抱えていて、短期の(今はそうなのね)入退院を繰り返してずいぶん痩せてしまったけれど、
「低空飛行でなんとか生きてるわよ」とおっしゃる。ご主人も似たか寄ったかで低空飛行。
「庭に出ているのがいいのね」の言葉通りお二人の大声の会話がよく聞こえてくる。

そのモリタサンは褒め上手。
あらあ、これやっぱりドクダミなの?いろいろな色があるのね、とか。
ヒメシャラの葉がよく育ってきたわね、イクヤマサンの家のと同じくらいになったわ、とか。
あなた、野草のみたいなのが好きなのね、とか。
ご自身、植物が好きなのですごくよく見てくれてる。

 (たぶんこのゲラニュームのことだと思う)

「この間までその階段の上に青い花があったじゃない。ちょうど目線の先にそれが見えるのよね。
そんな植え方もあるのかと思ったわ、効果的よ」なんて。
いやあ私は飛びあがったね、木に登ったわ。
「モリタサン!分かってくれたのね。私そのつもりで植えていたのよ、嬉しいわ」
ちゃんと勘所を褒めてくれて、そりゃあやる気満々になったわ。だらんとしていた心身に喝が入った。
ありがとうございます。

昨日は昼ごろ買い物帰りのイダサンが。立ち話。
イダサンはモリタサンよりちょっとだけ年下。


「ピンポンて押すからさ、出前お願いしますっていうからさ。昼ごはん作って持って来てくれない?」
「私さっき食べちゃったのよ、残念」
「いやんなっちゃうわ」とここでもいやんなっちゃう話。
「1日2食でもいいのに」なんてカラッとこぼしたりして、そのあともちょこっとなんだかんだ。
ほら、口開けて待ってる人がいるでしょ。
口は開けてないけどさ、しかたないやるか、じゃあねと言いながら帰って行ったわ。
おんなじ土俵で愚痴が言いあえる先輩がいて、なかなかに有難い。

褒め上手に聞き上手の先輩おふたり、これからもご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
コメント
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