2009年8月24日の日付があるから、ちょうど11年前。
母が倒れ意識のないまま介護施設のお世話になっていて、
私は父の日常をサポートするために佐渡で暮らしていた時のこと。
母に会いに毎日施設に行き、父は全く手がかからなかったとはいえ、
狭い家で顔つき合わせる二人暮らしの日常はどこかで風穴を開け、
息抜きをしないとやっていられなかったのね、きっと。
それまで何のつながりもなかったシブヤサンとどこかのお店で顔を合わせるようになり、
何のかんのと話をするようになって。
「ドライブするか?」と連れて行ってくれた場所が小木よりもっと西南の突端付近。
佐渡出身とはいえ私にはまったく縁もゆかりもない場所。
行ったことも見たこともない、車がなければ行かれない場所。
新潟にジェットフォイルで行くより遠い。
そこどこ?と聞かれても正確には返答ができないの。
もう感激しました、8月の海の色に。
同じ佐渡でもこんなところがあるんだと、イタリアの青の洞窟に負けないね。
海の色だけは今でも鮮明に浮かんでくるわ。
まずは素浜海岸へ。(この地名だけは覚えている)
砂浜に降りると
海の青 空の青 白い雲
素浜海岸から沢崎鼻灯台の方面へと上の道を走った
この海の色がまた感動もの なんともたまらん
このところのクラブツーリズムのパンフレットを見ると、
ここがコースに入っているツアーがある。
やるなクラツー、と私は応援しているの。
ああ、憎きコロナ、とっとと消え失せろ!とまあ思わず乱暴になるのも仕方ないよね。