新宿駅集合かと、日曜日の新宿駅に行くのか、なんてちょっと憂鬱だった昨日。
いや佐渡出身女子5人が久しぶりに顔を合わせようとなったわけ。2年ぶりくらいかしら。
新宿駅はどこをどう行くのかさっぱり分からない、いつもうろうろする。
案内標識に沿って行っても土地勘がないから不安になる。新宿と渋谷は敬遠するわけ。
でもせっかく新宿まで出かけるんだから東高円寺に住む従妹を訪ねようと。
亡くなったご主人の遺影に手を合わせて来ようと、8時半前に家を出た。
迷子覚悟していたのに、いやいやどの乗り物もスムーズに乗れて座れて疲れ0。
バス、京急(横浜で座れた)、山手線、丸の内線、車内の人数は少ない。
ストレスなし。おまけに新宿駅から丸の内線乗り換えが迷わなかったことが驚きで。
われながらびっくりよ。やるじゃん、て自分を褒めた。
東高円寺駅出て、迎えに来てくれる従妹を待つ間ひょいと横を見ると
「蚕糸の森公園」の案内板が。おおー、帰りここに寄ってみようと決めて。
仏様にお線香あげてちょっと話して帰るつもりが長くなった。あれこれの話。
従妹は、まだ安定剤と入眠剤が必要だというから日常を取り戻すには時間がかかるだろう。
息子一家が3階に住んでいるから、その点は心強いので安心している。
公園に寄ってから帰るわ、と言うと従妹は案内がてら一緒に散歩すると言って。
「蚕糸の森公園」
農林水産省の蚕糸試験場が明治44年に設置され、昭和55年に筑波に移転するまでの
70年にわたってこの地にあり、移転後は、小学校と一体化して整備され地域の人々に
親しまれてきた、そうな。
駅裏から公園内に足を踏み入れてみる。都会の中に広がるごく普通の公園、だとばかり
思っていたら期待を裏切る光景が広がって。紅葉真っ盛り。従妹とゆっくり歩く。
従妹は「ヒサオとも散歩に来てたのよ」って。そこのベンチも座って休んだのって。
滝があって
小山があって
木々が光に輝いている
流れるせせらぎきらめく
小学校のグランドは共有
私がこの街に住んでいたら、毎日散歩に来る。喜んで歩く。地域に溶け込む公園、いいわあ。
従妹とは駅でハグして別れた。地下鉄に飛び乗ってからなんだか胸が詰まってきた。
もう少し紅葉を「杉並区立蚕糸の森公園の紅葉」
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