広々公園 身体を動かす人たち

薄青い空高く、ほの白い半月。まだほんの少しふっくらとして。
めずらしく風が強く、竿の洗濯物は踊っている。

ちょうど1周したことだし、バスに乗って買い物に行くかと公園を出たら、
装具をつけたワンコがお散歩に行くところにばったり出会った。よく見かけるのよ、お散歩姿。
ご主人さんたちのおしゃべりの間、ワンコ仲間とおとなしく静かに一緒にいるの。
どう説明したらいいのかしら、身体の部分にリヤカーを裏返しにしたような補助装具をつけている。
4つの車に助けられて、身体は四角い箱のようなものに守られて嬉しそうに歩いているの。
犬種が分かればねえ、ともかく小さくて胴が長くて足が短い犬。ブル系ではない。

「ほんとえらいですよね。感心します、私も見習わねば」と。
ちょこまかと動くから、子供の足元を回っていた時に背中にどすんと乗っかられたん
ですって。それで脊椎損傷になって装具をつけるようになったそうな。
不自由な体でもご主人さんとの散歩、少しも嫌がるふうがない。
それどころか楽しんでいるようにさえ見える。素敵な光景だ。

日曜日の広々公園。

子どもから大人までが和気あいあいと

カツラの木の下　あれ？いつもの赤い運動靴のオジサンがいない

かわりに　お若い男性がドリブル練習


コナラ


左は女子中学生ふたり　話に興じていた


2匹連れてお散歩

ごめんなさい　うしろ姿　勝手に写して

 

深呼吸して

ひとり歩く君　何思う

冷たいのなんか平気

 

男の人は様になるけど。　
私が白髪頭でこんなポーズでぼんやりしていたら、怪しいわね。

昨日は一歩も玄関出なかったから、今日はね。さてと。