日の出が遅くなった。
目が覚めてまだ薄暗いから3時半ごろかな、と思いきや4時前だからびっくりする。
ちょっと前までは4時なんて明るくなっていたのに、と何やら寂しい気がする。
門灯の代わりに月明りが雨戸の間から差し込んでいた。
だらだら続いてきた金曜日の話、これで終わりにします、はい。
近況報告は重鎮の御方二人に移って。お二人とも病後間もないと聞いてよくぞ出席してくださったと
嬉しくなったわ。だって92歳と80代後半ですよ、真夏のあの暑さの中を、ね。
92歳の男性は、ある朝突然動けなくなり激痛に耐えていたという。整形外科で手術か服薬かの
選択を迫られ、服薬を採ったそうな。姿勢の悪さが原因で神経が圧迫されての痛みとか。
幸い痛みが取れて杖を突いての歩行に。
80代後半の男性は、3、4日の入院のつもりが34日間の入院になって2週間前に退院したばかりだそうだ。
命拾いしたのはこれで2度目だと。奥様に先立たれて一人暮らしを長年続けているが、娘さんのサポートで
どうにか日々を送っていると話された。
これから先の自分の身にも降りかかってくる話、身につまされたことは言うまでもない。
60代の若手はみな第二の人生を、新たな仕事を見つけて頑張っているから偉いなあと感心よ。
で、その日の最初の立ち寄り先、円覚寺に逆戻り。
仏殿へと 脱ぎやすい靴だったから中に入って手を合わせる いかにずぼらか
仏殿前 ビャクシンの古木
前田青邨監修 守屋多々志揮毫の「白龍の図」
本尊 宝冠釈迦如来坐像
方丈前 百観音霊場
江戸時代に拙叟尊者が境域に岩窟をうがって、百体の観音石像を祀った事がそのはじまり
とされている
いろいろなポーズの観音様 暑かろうが寒かろうがお姿は変わらない 見る人の心持だけが変わる
頬に軽く手を当てて 首をちょいと傾げた観音様はほんとに好き
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